さよなら...Rゅうさん

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師走だ。
品川区(品川三○台)の団体戦だった。
毎年恒例となるこの団体戦を迎えると(12月開催)、“今年もあと少しか~~~”なんて気分になる。
 
俺は、品川三〇台のBチーム登録で2部リーグに出場。
今年は、Rゅうさん(謎の中国人)と2年ぶりにダブルスを組めるという事で、非常に楽しみだ!!
 
会場である品川総合体育館に着いて、踊り場でシューズを履き替えていると...
 
「あで、ちゅうとくさ...にねんぷりか??(あれ~~~、きゅ〇とくさん、2年ぶりですか?)」(Rゅうさん)
 
「お~~!Rゅうさん、ご無沙汰してます。今日はお願いしますね!」(俺)
 
久々なので、色々話しをして、(若干、聞き取れない事もある...)
話の流れで...
「らいねの~~はるにはちゅうこくにかえるよ(来年の3月には、中国に帰る)」 (Rゅうさん)
 
「え~~~?ほんと? て事は、今日がRゅうさんと組むの最後??」(俺)
 
メンバーも、そういう事なら...なんとか予選リーグを突破し、“優勝して、Rゅうさんの良い思い出づくりの為に頑張ろう”という雰囲気になったのだ。
 

しかし...
そんなみんなの思いも一試合目で、もろくも崩れてしまったのである。

対 浅〇台Bチーム
1ダブのK村・B野組が敗戦。
2ダブに出場のRゅうさんと俺のダブルも相手チームの若手ペアにあっさり負けてしまい、この時点で予選リーグ突破は、ほぼ絶望的となってしまった...

「Rゅうさん、ゴメン...」(俺)

「あ~~、わかいのやつらのはやさ、とめらなかたよ...(う~~ん、若い奴等の速さを止められなかった」(Rゅうさん)


続く3ダブのM田・Y仲ペアは快勝!

1勝2敗でチームは敗戦となった。


もう1つのチーム(チーム名忘れた)が、浅〇台Bに負けたので、その時点で予選突破は完全消滅となった。
しかし、2試合目はなんとか勝利して今年最後の試合をスッキリ終わりたかった。(メンバー全員同じ気持ち)


2試合目。
対(チーム名忘れた)戦。
1ダブのK村・B野ペアが快勝!
しかし、続く2ダブのM田・Y仲ペアは、ファイナルの末、惜しくも敗戦となってしまった。

と、言うことは...
3ダブのRゅうさんと俺のダブルにチームの勝利が託されたのである。

相手チームの3ダブはなんと! 180cmを超える年齢不詳のインド人(おそらく見た目30歳前後)と初老(ん~~見た目はRゅうさんよりは上?)の異色ペア。

こっちは、Rゅうさんが中国人なので...
日本人・中国人 VS インド人・老人(失礼か...)
という興味深い対決となったのである。

そのインド人だが...
長身から繰り出すスマッシュが超速く、またネットを得意とするRゅうさんに勝負を仕掛けてくるなど、なかなかやるのだ!
うちらは、1ゲーム目は、競りながらもなんとか奪取。
2ゲーム目は、初老(老人)を集中攻撃する事に。
終始リードを保ち...
最後は、大声を上げながら(珍しい)のRゅうさんのスマッシュ3連発が決まり激勝!
チームを勝利に導く事が出来た。

「Rゅうさん、ミスが多くてゴメン...」(俺)

「あ~~、あのいんとちん、ねっとはつぇったいまけないちしんあるよ (ん~~あのインド人め、ネット勝負は、自信あるから絶対負けないよ!)」(Rゅうさん)

ネット勝負は、負けないか...
Rさんの試合は、ショットやラケットワークで歓声が起こることもしばしば...

中国4000年のなんちゃら...ってやつか。
すげ~~な~

なんだか寂しいな。短い間だったけど、違う国のすげ~~人と一緒にプレー出来て本当に楽しかった。

ま、たまに日本に遊びに来るみたいだから、またそのときにでも一緒に打ってもらいたい。


最後に、印象に残ったRゅうさんの言葉。
「らけとは、よねくすいちつよ、つっと (ラケットは、昔からYONEX一途。これからも)」

Rゅうさん、体に気をつけて、これからもずっとバドミントン続けて下さい。
ありがとうございました。

以上。