信じられないけど、こんなに嬉しい事はありません。
決勝戦。マッチポイントで、最後ラウンド側に打った長男のクリアがギリギリに入った瞬間、大声を出してサトちゃんと握手をして、その後は暫くの間覚えていません...
予選リーグ
・長男対H坂君 21-5 21-3
・長男対N藤君 21-3 21-4
決勝トーナメント
・長男対N田君 21-7 21-5
準決勝
・長男対H口君 22-20 21-16
そして決勝...
・長男対S村君 21-13 21-17
す
全5試合1ゲームも落とす事なく、しっかり勝ち切りました。
昨年のこの大会で長男は、今回の決勝で対戦したS村君に負けて3位に終わったのでした...
S村君なんて言って、よそよそしいけど実は、俺の中学、高校の後輩そして現在は
社会人チームでも一緒に活動しているS村の息子さん(M君)なのです。
お互いに1年生からバドミントンを開始し、実力的に常に長男の上を行っていたM君との対戦は親である俺はもちろん、本人も対戦を避けたかったに違いありません。
その避けられない対戦が、昨年の準決勝なのでした...
結果は、惨敗。
思えば、その敗戦から長男は変わったのかも知れません。
リベンジなんて言葉はあんまり使いたくなないけど、今回決勝トーナメントに進みトーナメントのくじ引きでM君が逆の山に入ったのがわかったので、
❝何が何でもM君(決勝)までたどり着こう!❞と決めたのでした。
苦しかった準決勝を制し、決勝まで来れたので長男を決勝に送り出す際、「K介、最後は楽しんでやって来い」と俺らしからぬ言葉が出てしまいました。
決勝は、僅差だったけど長男が勝つ事が出来ました。
長男の方がちょっとだけスマッシュが決まっていた。そのくらいの差だったと思います。
昨年の敗戦がなければ、長男のやる気に火が付かなかったと思います。それまでは❝バドミントンをやらされている感❞でいっぱいでしたから...
子供のやる気ってのは、親がどうのこうの言ったこところで、どうにもならないんだなぁって今回身に染みて実感しました。
S村とM君(息子さん)には本当に感謝です。(M君も長男の事をライバルと思っていてくれているだろうか?)
今回の試合を終わった今の気持ちは、❝対戦を避けたいなぁではなく、機会があったらまた対戦しよう❞という気持ちに変わりました。俺も長男自身も...(まだまだ一勝一敗)
長男と記念撮影。
表彰式後、優勝カップを抱えて戻ってきた長男に声をかけたら、涙が止まらなくなってロビーで二人で泣いてしまいました。
今までの事とか、夏休みは練習(試合)でほとんど遊びに行かなかった事、先々週の運動会は食中毒でさんざんだった事...
くだらないけど最後に...
「空前絶後の秋を制したのは誰だ~~~~ぁ? お~~~い。」(外道風に)
「レインメーカー、K徳K介だああああ!!」(外道風に)
「特に、ありません。」(長男)
長男と記念撮影。
(2015.10.10画像追加しました。)