長男の卒業式。
6年間、あっという間だった。
勉強は、いたって普通だった。
キャラクター的にも、いたって普通。
ただ、卒業文集の皆からの寄せ書きには、
「楽しませてくれてありがとう。」
「心がキレイなんだね。」
「ギャグさいこーだったよ。」
等々。
なんだか見ている俺が嬉しくなるようなメッセージがたくさん書かれてあった。
もしかしたら自分のキャラクター以上にみんなから愛されていたのかも知れない。
卒業証書授与。
幼稚園から仲良くしてくれたツッチーと。
三人で...
くそったれの6年間だった。
バドミントン中心の生活だった。
あいつの卒業文集に書かれてあったのは、意外にもバドミントンの事ではなかった。
「あいさつは人と人をつなぐ」
という題。
ちなみに俺の小学校の卒業文集は、
「相撲クラブの思い出」
というくそったれにくらべれば、素晴らしい内容だ。
くそったれが6年間で成長したんだなぁ...
卒業式での学校長の言葉の中に、
「好きな事を見つけて、一生懸命頑張って…」
そんな事を言ってた。
小1の秋から約6年間…結果はどうであれバドミントン中心だった。
中学に行ってもバドミントン中心の生活は変わらないけど、みんなから愛されて大きくなってもらいたい。