YONEX OPEN 2011(動画あり)

 
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今回で記念すべき30回目を迎えるYONEX OPEN JAPAN 2011
長男と二人で会場である東京体育館に行って来た。 (後からS戸さんも)

今日は、各種目の準々決勝が行われたのだが...祝日という事と、注目カードの男子シングルス 日本の田児選手とマレーシアのリー・チョンウェイの対決がある為か?ものすごい人だった!!
 
会場内動画撮影が禁止の中、撮ってきました...(すいません。こんな面白い試合なかなかないので許して)
俺の好きな中国の林丹VS陳金(同じく中国)の激闘!!!!
ファイナルゲーム 林丹がマッチポイントを取られた20-19から御覧下さい。
13-18からの逆転勝利! いや~林丹、良く勝ったな~。 大興奮!!! 
 
さて、今大会優勝候補のリー・チョンウェイVS日本のエース 田児の試合です。 
 
男子シングルス準々決勝では、ここまで実力に違わぬ活躍を見せてきた田児賢一(NTT東日本)が世界ランキング1位でこの大会2度の優勝経験があるリー・チョンウェイ(マレーシア)に挑んだ。
第1ゲーム、開始早々ライン際への強力なスマッシュで観客を魅了するリー・チョンウェイに対し、田児は我慢のラリーとなる。サイドラインに飛んでくる厳しいショットを拾い、ネット前からタメをつくりクロスに低いレシーブを放つ。リー・チョンウェイは持ち前のスピードを駆使し、一度抜かれた球にあたかも当然のように追いつき、そこからスマッシュに持ち込む場面が多くあったが、「世界選手権決勝でリン・ダン(中国)にファイナル逆転負けをしたショックを大きく引きずっており、今はベストコンディションではない。」という精神状態からか、スマッシュがアウトになるなど、ミスが目立ち始める。田児はリターンから徐々に自分のペースをつかみ18-18の同点に追いつくと、リー・チョンウェイのショットにもうまく反応して粘りを見せる。先にリー・チョンウェイに20-19とゲームポイントを握られるが、田児は強烈なクロススマッシュを決めて再び同点に追いつく。そのまま相手のお株を奪う好ショットを放ち、23-21でこのゲームを奪う。
第2ゲームに入ると、世界ランキング1位の実力が目を覚ます。田児が放つネット前からの低いレシーブに一瞬にして飛びつき、強力なスマッシュを相手コートに突き刺し続け、11-3と一方的なゲーム展開とする。「リー・チョンウェイのショットは質が良いだけでなく非常に重い。返すには手だけで打つとコントロールが効かないので、体全体を使わないといけない。その結果1ゲーム目で体力を奪われた。」と試合後語ったように、スピードを上げてきたリー・チョンウェイの前に田児はついていくことができず、なすすべなく7-21で2ゲーム目を失った。
ファイナルゲーム、第2ゲーム同様リー・チョンウェイの猛攻が続き、4-11とされた田児の内容は相手のミスに起因する得点のみと、苦しい戦いが続く。しかしチェンジエンズ直後、何とかスピードを上げた田児は再び早いタッチで仕掛け、甘く返ってきたハイバックに対してストレートのスマッシュを沈めると、ここから相手のミスを誘うラリー回しで9-12まで追い上げる。これに対し、攻め上がるスピードをさらに増したリー・チョンウェイは強烈なスマッシュなどで7連続ポイントを奪い、10-19とする。追い詰められた田児は、最後の力を振り絞って決死の攻撃を仕掛ける。右に左に飛びついてスマッシュを決めるほか、より厳しいコースを狙った攻めのレシーブやヘアピンをラインギリギリに決めるなど、この日一番の積極さで18-21まで追い上げる。満員の観客が固唾を飲んで見守る中、最後はリー・チョンウェイが「中盤からかなりのリードがあったので、1本集中して取ればいいと思っていた。」と言う通り、田児の攻撃を鋭く切り返し、スマッシュを決めた。スコアは19-21、田児はもう一歩のところで届かなかった。
試合後、田児は「2ゲーム目の点差が今の実力差だと思っている。勘違いしないようにしてこれから詰めていきたい。」と語った。一方、準決勝へと駒を進めたリー・チョンウェイは田児について「昨年の全英では積極的なプレーが光ったが、今日はその頃に比べると良くなかった。それでもオリンピックまでの10か月でしっかり成長すればトッププレーヤーになる可能性はある。」と評した。
                                                         (YONEX OPEN 2011 サイトより抜粋)
 
いや~~盛り上がった!! ま、決勝はリー・チョンウェイVS林丹かな...?